プリキュア15周年記念映画『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を親子で見てきました!
映画公開の3週連続で、映画のようなストーリーで盛り上がったテレビアニメ版。
これが映画の内容でもおかしくない気がしていましたが、映画はどうなるのだろうと子供は楽しみにしていました。
ただ、親としては秋の映画は劇場版オリジナルのプリキュアに変身する映画だと思い込んでいましたので、初代のプリキュアと一緒に戦うのかな?ぐらいの感じでした。
ですが・・・
予想をはるかに上回るストリーでした。
まずは、覚えている範囲で、あらすじを書いていきますので、ネタバレしたくない人は、ココでブログを読むのをやめにした方が良いです。
ネタバレしたくない人向けに、今回の映画は今までにないプリキュアで泣けますね。
ぜひ見た方が良いです。
HGU!プリキュア 映画 あらすじ
オープニングは、横浜みなとみらいからスタート
海から怪しいモンスターが登場し逃げ回る人々。
観覧車からテレビレポーターが中継しています。
上陸し建物を次々と破壊し続けるモンスター
そこに、プリキュアが登場します。
おなじみのポーズで変身し登場したのは、キュアブラックとキュアホワイトそしてシャイニールミナス。
3人のプリキュアのおかげでモンスターを撃破し、観覧車に乗っていたテレビレポーターも無事助けることが出来ました。
変身をといたなぎさは「タコパフェに行く途中だったのに、蜂に刺された」とそれを聞いたほのかは「蜂じゃなくて、水でしょ!」とツッコミ
「今から向かえばいいじゃない」と出発しようとしたその時、ミデン(映画の敵)が登場し、なぎさとほのかを攻撃、二人を守ろうとひかりが盾になります。
場面が変わりHGUっとプリキュア達が登場しオープニングが流れます。
ハグたんを撮影する、はなとえみる。
ハグたんのかわいさを自慢するハリーを「親ばかというのでは?」ツッコミを入れるルールー。
撮影した写真を見返しながら、ハグたんがうんちをしている事に気が付き、おむつを替えることに。そして、ルールーが「みなさんも小さい頃があったんですよね?」と聞いてきました。
ほのかが「ルールーはアンドロイドだから赤ちゃんの頃が無かったんだね。」
さあやが「小さい頃というとボルト?」と場が和みました。
突然、はなが持っていたデジカメからミデンが登場しどこかで聞いたことのあるセリフを言いながらはな達に襲いかかります。
HGUっとプリキュア変身する5人
攻撃をしている中、ミデンはキュアホイップ達の技を使ってきます。
驚くHGUっとプリキュア達。
どうやらミデンはプリキュア達の持つ記憶が欲しく、奪ったプリキュア達の真似をしながら攻撃を繰り出します。
記憶を奪ってもアナタのモノにはならないと説得するプリキュア達。
その中でキュアエールはミデンの悲しさに気が付きます。
落ちていたデジカメに気が付き拾うキュアエールその隙を見逃さずミデンが攻撃をしかけました。盾になる4人。
無事だったキュアエールは盾になった4人を心配し周りを見渡します。
煙のなかから出てきたのは、赤ちゃん姿のキュアアンジュ・キュアエトワール・キュアマシェリそして、大きなボトル。
赤ちゃん姿に驚き、大きなボトルになってしまったキュアアムールに驚いてしまいます。
そこに、キュアブラックとキュアホワイトが登場!
戦う二人の姿を見て、立ち上がるキュアエール
三人の攻撃でもミデンは倒せず、赤ちゃんになったプリキュア達を一時避難させるべく担いでその場を離れようとしますが、ミデンは記憶を奪われる攻撃をキュアブラックに放ちます。そこに、キュアホワイトが盾になり、キュアホワイトも赤ちゃんになります。そして、キュアブラックの変身も解けてしまいます。
赤ちゃんプリキュアを担ぎながら逃げ出したキュアエール。
ベンチでなぎさと相談をしますが、赤ちゃんプリキュア達は、記憶を無くしておりはなやなぎさの事を忘れています。そして、泣き叫び、ミップル・メップル達にいたずらをするなど自由に暴れていきます。
そして、大きなボトルになったと思われていたキュアアムールは泣くことも無くベンチに座っていました。
ずっと泣いているキュアマシェリに戸惑っているはなとなぎさを横に、脱走するキュアアンジュとキュアエトワールとキュアホワイト。
それを探すはなとなぎさとハリー。
キュアアンジュはテレビ撮影をしていた所で、発見しますが、知らない人やお化けに合わせようとする言い、はなを怖がります。
それでもなんとかキュアアンジュを捕まえると「テレビ局の人はお母さんの知り合いだもん。お母さんの元に帰りたい」と泣きます。
それを聞いたはなはヒラメキいます。
大きな犬の前でチュウタロウと声をかけるほのかを発見するなぎさ。
チュウタロウに似ているけど違うからと無理やり連れて行きます。
(キュアホワイトは、赤ちゃん姿のほのかになっています。)
キュアエトワールが向かった先はスケートリンクで滑ろうとするとスタッフに止められた所にはな達が登場し、キュアエトワールを連れ去っていきます。
逃げた3人を捕まえたはなとなぎさ。
ほっとするも、赤ちゃんプリキュア達はお化けが怖い・お母さんの所に戻りたいと泣き、キュアマシェリは何回も靴を飛ばし、泣き叫びます。
いくらあやしても泣き叫ぶ姿をみていて、はなもだんだん泣きたくなります。
それを見ていたハリーは「こんなことでプリキュアたるもの泣くんじゃない!」とゲキを飛ばしますが、なぎさは「プリキュアだって中身は、普通の中学生なんだよ。」
落ち込んでいる二人の所に、再び現れるミデン。
プリキュア達の記憶を奪おうとはなに攻撃を仕掛けてきます。
その攻撃をなぎさが盾になりかばいますが、変身をしていないのでかなりのダメージを負ってしまいます。
キュアエールに変身し、ミデンに攻撃をします。
倒れたなぎさを見て、キュアホワイトは涙を流したその時、ミラクルライトが登場します。
目を開けたなぎさは、元の姿に戻ったほのかと一緒に変身し、名乗り口上で決めます。
3人でミデンを攻撃しますが、奪ったプリキュアの技で応戦するミデン
大技を繰り出し、周り一帯に攻撃をしまくるミデン
そしてその攻撃が赤ちゃんプリキュア4人に向けられ、キュアエールが盾になります。
それを見ていた赤ちゃんプリキュア達も泣きそこには、ミラクルライトが登場。
劇場のみんなと一緒にミラクルライトを振り、4人の姿が元に戻ります。
HGUっとプリキュア5人がチアフルスタイルへの変身&攻撃、ミデンを遠くに飛ばします。
喜ぶプリキュア達。しかしミデンは戻って来ましたが、奪った記憶が元に戻った事に狂い、普通の人々の記憶を奪うため街中に攻撃をし、大人達が赤ちゃんになっていきます。
その攻撃を止めようとするプリキュア達ですが、突然大地が持ちあがり上空にミデンの住処?基地?が出来上がります。
殺風景な所ですが、クリスタルが所々に生えており、これが沢山の人から奪った記憶と驚くプリキュア達。
元に戻すために、中心に向かうプリキュア達ですが、二手に分けられてしまいました。
大きなアニマルスイーツの場所では、キュアエール・キュアアンジュ・キュアエトワール・ハリー・ハグたんの5人がいました。
そして、作戦会議とミデンの謎を話し合っているうちに、ハグたんが穴に落ちてしまいました。それを追ってハリーも落ちてしまいます。
大きなモフルンに追いかけられているキュアブラック・キュアホワイト・キュアマシェリ・キュアアムール。
どうやら周りの飾りやモフルンから魔法使いプリキュア達の記憶の影響をかなり受けているという分析をするキュアアムール。
大きなモフルンから逃げた所には、冷凍みかんのスイッチがありました。
押さない方が良いと分かっていても近くによるキュアブラックとキュアアムール。
突然の振動で、冷凍みかんのスイッチを押してしまい、大量の冷凍みかんと大きなモフルンが転がってきて逃げるプリキュア達。
逃げる途中に崖を飛び越え、着地したところは大きなホウキの上。
バランスが悪い所に、大きなモフルンが揺らします。
バランスをとるプリキュア達ですが結局落ちてしまいます。
キュアエール達の所から落ちたハグたんは、赤ちゃんにされたプリキュア達の所へ落ちました。
玩具で遊んでいる赤ちゃんプリキュア、プリキュアごっこをしようとしている赤ちゃんプリキュア。
ハグたん達を探すキュアエール。
広い場所に出ますが、そこにはプリキュア達から奪った記憶・ステンドグラスの山
そこへ落ちてくるキュアブラック達
おなじみのキュアエールとキュアブラックのごっつんこから、下敷きになるキュアエール。
プリキュア7人が集まったと喜んでいる所に、一眼レフが落ちていました。
それはミデンという名前の一眼レフその説明をするキュアアンジュ。
そこに、ミデンが登場し、記憶が無いからみんなから記憶を奪うんだ!と叫びます。
一眼レフを開けるとそこにはフイルムが入っていなく、何一つ思い出もないと気が付くキュアエール。
マーブルスクリューを出そうとする二人を止めるキュアエール、その二人に攻撃をするミデン。そして、次々と攻撃を繰り出しキュアエールが吹き飛ばされてしまいます。
ハグたん達を閉じ込められているステンドグラスにぶつかりヒビが入ってしまいます。そのヒビからハリーが通ろうとしますが挟まって通れません。赤ちゃんプリキュアに引っ張ってもらい抜けたハリー。今度はハグたんがヒビから覗きますがプリキュア達がピンチな事に気が付きます。
ミデンが、プリキュアを覆い尽くしミデンの中に取り込んでしまいました。
周りを見渡し赤ちゃんプリキュア達に助けを求めようとしますが、当然意味がありません。それでも周りを見渡しコチラに近づきます。その動きを見ていたハリーは気が付きます。
「映画を見ているみんな。俺ら達は未来から来て、ココにいるプリキュアの事を良くしらんねん。だからみんながテレビで毎週応援したプリキュア達の事を思って応援してくれ!キラキラプリキュアアラモードや魔法使いプリキュアなど、みんなが好きだったプリキュアの事を思ってミラクルライトを振ってくれ!」と次々に光だす赤ちゃんプリキュア達、閉じ込められた場所から飛び出し、元に戻ったプリキュア達
さまざまなプリキュア達が元に戻りますが、キュアエールの姿がありません。
まさかキュアエールは下に落ちたのでは?と崖を覗くキュアマシェリ
すると天井が光り、ミデンの中で出ないようにしがみついているキュアエールの姿が映し出されます。
その姿を見て、ミデンとキュアエールを救うため、それぞれの思いを叫び、ミデンがいる中心に走り出す54人のプリキュア。
キュアエールを外に出すため、もがくミデン。
黒いチビミデンを繰り出しプリキュア達に襲いかかります。
黒チビミデンを相手に、技を繰り出す54人のプリキュア達
各プリキュアのBGMに懐かしいセリフと共に決める必殺技。
プリキュアらしい演出で盛り上がります。
54人のプリキュアの攻撃のおかげで、ミデンの中にヒビが出来ました。
そのヒビの中に入るキュアエール
そこには、小さなミデンが雨に打たれていました。
何もない空間で一人雨に打たれていたミデン
優しくキュアエールがハグをし、ミデンの心の隙間を埋めます。
雨が止み、外に出たキュアエールは54人のプリキュアと合流します。
そして、みんなと共に、思い出を作る事を誓うと、プリキュア達の前にミラクルライトが登場し、「プリキュア シャイニング メモリー」と叫ぶと共に、15年分のプリキュア達の姿が映ります。
そして、時間が流れ
ミデン(一眼レフ)を使えるようにしてもらったはなは、プリキュア全員とピクニックや写真撮影会。
戦いのときはシリーズ毎にまとまっていましたが、今回はシリーズを超えてココでしか見られないような組み合わせ。
最後は全員で写真撮影。
アニメのエンディングでも流れていた二人はプリキュアの歌で映画が終わりました。
プリキュア 映画 2018 秋の感想
今までに、何回かプリキュアの映画を見た事がありますが、秋の場合は、
ピンチになる → ミラクルライト → 映画だけのプリキュアに変身し、ボスを倒す
というパターン化されている事が多かったのですが、今回は違いましたね。
まずは、ミラクルライトの使い方・演出がかなり良かったですね。
最初の方で、HGUっとプリキュア達がピンチになりミラクルライトを使うという定番でしたが、赤ちゃんプリキュア達を元のプリキュアに戻すという演出や好きなプリキュアを応援させるという使い方は、かなり良いと思いました。
プリキュアオールスターズですので、HGUっとだけを応援するのではなく、好きなプリキュアを応援させて沢山のプリキュア達がつながっていく感じがしました。
でも、最後の「プリキュア シャイニング メモリー」の時にも、ミラクルライトを振らせる演出が有っても良かったのではないでしょうか?
プリキュア達がミラクルライトを持っていますし、映画館でも光らせている子もいました。
映像がキレイ
普段アニメを子供と一緒に見ていますが、映画館で見ると見慣れている変身シーンもキレイに感じました。そしてミデンが街の人達の記憶を奪い、基地?のような所を作った所から、プリキュア達の絵が変わりました。
アニメにそこまで詳しいわけではないですが、基地?の前まではTVアニメと同じような絵や演出でしたが、基地?の後では、プリキュア達がCGで書かれています。
CGならではのカメラの動きやプリキュア達の必殺技の火花
黒チビミデンの数など、セルアニメでは無理な表現でしたが違和感なく見れましたし、動きがある映画になっていました。いつかフルCGアニメのプリキュアになってもおかしくは無いですね。
ハリーは基本的にねずみ姿
2種類の姿を持つ、ハリーですが映画中は基本的にねずみでした。
イケメンハリーになったのは、多分赤ちゃんになったキュアアンジュ達を探す時ぐらいで、あとはねずみです。
なので、赤ちゃんプリキュア達がいた所でステンドグラスのヒビをイケメンハリーが割れば良かったのでは?と思いましたが、そのあとの演出につながりませんからね。
そのせで、イケメンハリーの登場が少なかったのかな?
赤ちゃん姿のプリキュア達
話の流れで、赤ちゃん姿になっていないのはキュアエールだけです。
赤ちゃん姿のプリキュア達が遊んでいる場面が少しだけありましたが、もう少しだけ見ていたかったですね。
小さいながらも個性はそのままですし次はいつ見られるか分かりませんからね。
泣きそうになってしまいました。
プリキュア達が戦っているシーンや「プリキュア シャイニング メモリー」のシーンではありません。
赤ちゃんになったキュアアンジュ達をあやすはなの姿にです。
キュアマシェリはずっと泣いていますし、靴もすぐに投げ出します。
そして、キュアアンジュ達は逃げ出そうとしますし、はなの事を覚えていません。
赤ちゃんは無くものというのが分かっていても、実際の子育てをすると泣かれるとツライですよね。
その頃を思い出してしまい、泣きそうになってしまいました。
どうして良いのかわからない気持ちは良くわかります。
映画の最後に、2019年3月の映画予告をしていました。
「映画プリキュアミラクルユニバース ミラクルライトのひみつ」だそうです。
ミラクルライトっていつから登場したのか分かりませんが、その秘密に迫るそうです。
みみちゃんの感想

さすが15周年という事で、プリキュア達の思いでも振り返れる映画でしたね。でもなんで10周年の時にこういう事が出来なかったのでしょうか?