おしり探偵 あやうし探偵事務所

表紙を見ていると気になるのが、おしりたんていの隣にある新聞に「おしり探偵敗北!?」と書かれていますね。
後ろのロバ?の人と関係が有るのでしょうか?

あやうし 探偵事務所のあらすじ

おしり探偵 あやうし探偵事務所

昼下がりにおしり探偵はブラウンといっしょに紅茶を飲んでいました。

そこへ、すずさんが慌ててやって来ました。
すずさんは、おしり探偵の前にチラシを広げました。

そのチラシには”町一番の名探偵キャーロット・ホース探偵事務所開設!”
まちの人びとの為、どんな事件も馬力で解決!署長キャーロット・ホース
助手はしっかり者のトン・ワトン

そして、おしり探偵とブラウンの写真があり目線は隠してありますが、あの名探偵よりも名探偵!と書かれています。


そのチラシを見たブラウンは怒ります。

「町中に配られているみたいなんだよ」とすずさんが説明してくれました。

「なんだってぇー」とブラウンは部屋を飛び出して行きました。


「ブラウンのやつ”キャーロット・ホース探偵事務所”に殴り込みか?それならあたいも加勢すぜ」とすずさんは腕をブンブン回しています。

「フム、すずさん。おちついてください。ブラウンは私が連れ戻してきますので」とおしり探偵は町へブラウンを探しに行きました。


おしり探偵は”キャーロット・ホース探偵事務所”のあるビルに向かいました。


おしり探偵は、お並びの所失礼しますと、ドアをノックしました。

「今とりこみ中なんだ。依頼があるなら列にならびな」とワトンさんが出てきました。

ワトンはニヤニヤと笑いながら、「ちょうど良かった。あんたのとこの助手が騒いで迷惑なんだ。町で二番目の名探偵さん、早く解決してくれよ」

「町一番の名探偵はおしり探偵さんだ!こんなチラシを配るなんてひどいよ!」とブラウンは叫んでいます。


「これは営業努力っていうんだぜ。町の人々の力になりたいホースさんの思いをチラシにしただけさ。おまえみたいなお子様にはホースさんの立派なこころざしはわかんねえか!」とワトンはブラウンにけしかけます。

奥から「ワトン君。少し言葉がすぎますよ」とキャーロット・ホースが声をかけました。


「貴方はあの有名なおしり探偵さんねすね。私は、キャーロット・ホースと申します。こんなむさ苦しい所に来てもらい光栄です。引越してきたばかりで、まだ片づけが終わって無くて・・・」とあいさつをしました。

「でもよ、ホースさん。言いがかりを付けてきたのは、あっちなんですぜ」ワトンはブラウンをにらみました。

ホースは少し考えて「町一番の名探偵を勝負で決めるのはいかがでしょうか?」
「探偵らしく、どちらが先に依頼を解決できるかで勝負するのです。」

ブラウンは困った顔でおしり探偵を見ました。
「はん!おじけついたか。ホースさんに勝てるわけないからな!」とワトンが言いました。

それにつられて「なんだと!おしり探偵さんが負けるわけない」とブラウンが叫びました。


「おしり探偵さんもよろしいですか?」とホースが尋ねました。
おしり探偵が答えようとすると、ブラウンが「もちろん、その勝負受けて立つ!」と答えてしまいました。


ワトンは、「依頼人はうちに来ている客でいいよな」といい、外からうさぎの女性を連れてきました。
部屋の外では、お客が勝負だって?割り込みずるい!と声をあげています。


うさぎの女性は「ついさっき湖の公園の奥でひったくりに合いました。バッグをとられたの。犯人は赤いシャツでメガネをかけていました」と言うと

キャーロット・ホースは「なるほど、大変ご不幸な目に合われましたね。私が必ずマダムの依頼を解決しましょう」とワトンと共に事務所を出て行きました。


おしり探偵とブラウンも湖公園の奥へ向かいました。


公園に着きましたが、たくさんの人がいます。
そして、赤いシャツでメガネをかけた方が二人います。


おしり探偵が、赤いシャツでメガネをかけた二人。男性と女性で迷っている時に、キャーロット・ホースは「犯人はあの男です!ワトン!捕まえてください!」と叫びました。

ワトンが捕まえ「お前がひったくり犯だろう!」と聞くと、「はい。わたすが取りました」とバッグを差し出しました。



それを見たブラウンは「うわぁ~。先を越された!早くあの男を捕まえれば良かった」と嘆いていましたが、その様子を見ていたおしり探偵が言いました。
「フーム、おかしいですね。かれを犯人と決め付けるには証拠が足りないのですが・・・」


「私たちが知らない情報をホースさんは知っていたのです。それはなんででしょうか?」


「フム、そうです。犯人が男という情報です」

依頼人は、犯人が男だとは一言もいっていませんでした。
ブラウンもおしり探偵も首をかしげました。

そこへ、ワトンがやって来ました。「なに、ごちゃごちゃやっているんだ!勝負は決まったんだぜ!」


ホース達は、事務所に戻り、依頼人にバッグを渡しました。
そして、気になる写真を発見したおしり探偵


ホースは犯人の肩に優しく手を置きました。「貴方は悪い人ではないはずです。心から謝ればマダムもきっと許してくれるでしょう」それを聞いた犯人は涙ながらに「うう、もう人の物は取りません」と謝りました。


ワトンがブヒッと鼻をすすります。「みなさん!見ていましたか!依頼を解決して勝負に勝っただけではなく、なんと犯人を改心させました!みなさんの力になれる名探偵はキャーロット・ホースさんだけです!」というと、周りのお客さんも絶賛しています。


勝負の結果はまたたく間に町中に広がり新聞にも載りました。
そして、表紙に載っていたあの「正義の大勝負!おしり探偵敗北?」の記事


その新聞を見ていたブラウンは「何が町一番の助手だ!あんな嫌味な奴に負けるなんて!」と怒っていました。

その時に、電話が鳴りマルチーズ署長からです。
「大変じゃ!”KNK銀行”で事件じゃ!すぐに来てくれたまえ!」


おしり探偵とブラウンは”NKN銀行”に着きました。
「待っておったぞ!銀行強盗が中で立てこもっているらしんじゃ。捕まえるため力をかしてくれんか」とマルチーズ署長は銀行の見取り図を広げました。

そこへホースとワトンがやってきました。


「この事件、我々が力をかしますぜ」とワトンが言いました。
「依頼を受けたのは僕たちだ!」ブラウンがいいかえします。ワトンはひとだかりに向け新聞を掲げました。
「みなさん。もちろんご存知ですよね。町一番の名探偵はこのホースさんです!」

ホースはマルチーズ署長の前に行き、「ワンコロ警察を指揮なさっているマルチーズ署長ですね。ぜひ、ご協力させていただけると光栄なのですが・・・」
マルチーズ署長は「そうじゃな!おしり探偵君に加えてホース君もいれば百人力じゃ!」と喜んでいます。


「では、早速見取り図を拝見させていただきます。なるほど・・・。銀行強盗達の逃げ道がわかりました」
「銀行強盗達の逃げ道は一つしかありません。建物は包囲され、入口やうら口、窓は鍵がかかっています。みなさんもうお分かでしょう?」とキャーロット・ホースが出題しています。

それを見て、ブラウンが出題するなんてずうずうしい!と怒っていますが、ワトンも4個のブタバナをさがせという問題を出しています。


「そうです!下水道から逃げます!」キャーロット・ホースがポーズを決めて言いました。
「下水の出口はどこじゃ?」「港の方です」とマルチーズ署長達はパトカーに乗り港へ向かいました。

「フム、ブラウン。では私達も向かいましょうか?」とおしり探偵がいいました。
「港ですか?」
「いえ、銀行強盗達の元へ・・・」とまどうブラウンと一緒におしり探偵はその場を後にしました。




しばらくすると、”バンク銀行”裏口から大きなカバンを持った男達が出てきて、物陰で待っていた男達と合流しました。

そして近くに止まっていたタクシーに乗り込みました。


「駅に行ってくれ」そう言ったのはワトンでした。
後ろにはホースも乗っています。

「上手くいったぜ!」
「この町の警察も緒ろかったな」と笑いが止まらない様子でカバンを抱えました。


「今回もボスの計画は完璧ですぜ」とワトンが言いました。
「あたぼうよ!銀行がものけのからだと気づく頃には俺たちは遠くの町さ」とホースがわらっています。

「行き先は、駅だったでしょうか?」と運転手が口を挟みました。
「は?駅って言っただろ!」とワトンが煩わしそうに答えました。

運転手はゆっくりと、顔を上げました。

「お前は!おしり探偵!」と驚くホース達

「お前たちは探偵じゃなくて本当は銀行強盗だ!」とぬいぐるみのふりをしていたブラウンが叫びます。


ワトンがとっさに答えました。
「勘違いするな。俺達は銀行強盗達を捕まえたんだぜ」
「見てください!銀行強盗達を捕まえ、警察の力になる事が出来て良かったです」とホースが言います。

「フーム、勘違いなさっているのはホースさんとワトンさんですよ。あなた達全員が銀行強盗です。」運転をしながらおしり探偵が言いました。

「理由や証拠も無く、銀行強盗と決め付けるのは探偵としていかがなものでしょう」とホースが答えます。


「フム、ではご納得いただけるまでじっくり説明させていただきます」
「先ほどマルチーズ署長から”KNK銀行”の見取り図を見せられた時、前にとある場所にもあった事を思い出しました」


『”KNK銀行”の見取り図はどこに合ったでしょう?』


「そうです。ホースさんの事務所です」
「なぜ、銀行の見取り図をお持ちなのですか?」とおしり探偵が尋ねました。

ホースは答えます。「偶然ですよ。その程度で銀行強盗と決め付けられるのは遺憾ですね」

「では、後ろにお座りの男達も偶然でしょうか?」

「彼らとは、すでにお会いしているのですよ。いつでしょう?」


「そうです。依頼を解決する勝負をしたときです」

「依頼人とひったくり犯が銀行強盗だったなんて!すごい偶然ですね。気がつきませんでしたよ」とホースが苦し紛れに答えています。

「フーム、まだ説明がたりませんか。ブラウン、お願いします」
ブラウンは、「ほい、きた!」と言ってホース達に写真を付きつけました。

ホースさん達4人が仲間だという証拠が写真でした。

「貴方がたはずっと前からお知合いなんですよね。そして、全て計画を立てたのはホースさん貴方です。先ほどの会話から貴方がボスなのは明らかです。
ご納得いただけたでしょうか・・・」


たまらずホースは叫びます。
「ワトンのせいだ!さっさと部屋を片付けないからバレたんだ!」
「ボスの計画が甘かったからだ!」と叫びます。

おしり探偵はハンドルをギュッと握りなおしました。


「一体どこに向かっているんだ!」ホースが叫びます。
「もちろん行き先は一つ。ワンコロ警察署ですよ。」

ホース達は逃げ出そうとしました。

「フーム、走っている車を降りたら危ないですよ。少し大人しくしてもらいましょうか」


そして、狭いタクシーの中でしつれいこかせていただきます。
作画が変わるほどもがき苦しむ犯人とブラウン


ワンコロ警察署にタクシーが入って来ました。
銀行強盗を逮捕じゃ!と飛びかかるマルチーズ署長。ドアが開いた途端おならの勢いで飛ばされてしまいます。

「まさかこいつらが銀行強盗だったとはのぉ」
「町の人々の信用を手早く得るため、私達に勝負を挑んだのでしょう」


「探偵も依頼人もひったくり犯も仲間とはのぉ。勝負はズルだったんじゃなぁ」
「ところで、おしり探偵さんは、いつホース達が銀行強盗だと気づいたんですか?」とブラウンが尋ねます。

「銀行の前でホースさんの話を聞いた時、とある言い方にひっかかり確信しました。どこだと思いますか?」


「そうです!『銀行強盗達』と言ったところです。」
「事件が起きた時は、犯人が何人いるかわかりませんでした。しかしホースさん達は、『銀行強盗達』といい、一人ではない事を知っているかのように話していました。」



そして、次の日おしり探偵の記事で賑わいました。

あやうし 探偵事務所の感想

今回も面白かったですね。

表紙の意味深なおしり探偵の表情と「おしり探偵敗北?」の文字が躍る新聞
この時点で、なんとなくおしり探偵が勝負に負けて、大逆転というストーリーが予想出来ましたが、絶妙な展開でキャーロット・ホースが銀行強盗だという事に気がつかせず、気がついた時にはキャーロット・ホースがタクシーに乗り込んで自白しています。


そして、2回目を読むと、上手く隠されていたヒントが見つかります。



今回、おしり探偵の目線で4人が写っている写真を見つけられましたし、キャーロット・ホースが銀行の見取り図を見ているシーンでおしり探偵の目がキラりと光っていましたが、その場面に2つのヒントが隠されていました。

1 → 見取り図が四角に折られている後が有る事
2 → 銀行強盗達という発言


おしり探偵が面白いと思う理由の一つに、2回目に隠されていたヒントに気が付ける事だと思っていますので、こういう展開は本当に良いですね。

ちなみに、タクシーに乗り込んだ時にブラウンが後ろのぬいぐるみと一緒にいたのには気が付きませんでした。


ところで、おしり探偵は何歳なのでしょうか?車を運転していたので大人なのでしょうか?
それとも、あの世界では、車を運転するのには年齢制限が無いのでしょうか?

車の運転は、デスノートでLがヘリコプターを運転できた理由と同じだと思います。
なんせIQが1104からね。

みみちゃんの感想

みみちゃん

ちなみに、キャーロット・ホースの本名は、くさだうまお。
トン・ワトンはくろいトンすけ。
他の二人はおりたうさと・くまさわちゃたろうになります。