今回は、おしり探偵単行本シリーズ1作目紫貴婦人の暗号事件の後編「おやつ泥棒は誰だ!?」の感想とあらすじになります。
おしりたんてい 紫貴婦人の暗号事件の感想とあらすじ
紫貴婦人の暗号事件も面白かったですね。
おしり探偵の推理力にはやられました。あんなに早く見抜いていたとは・・・
そして迷路や暗号など楽しむ仕掛けがあってよいですね。
こういう推理モノは1度読んでしまうと2回目は読む気が起きませんが、2度3度読めるような仕掛けがしてあるのが良いです。
おしりたんてい「おやつ泥棒は誰だ!?」のあらすじ
おしり探偵は、助手のブラウンに留守番を頼み買い物へ出かけ、事務所に帰ってくるとガラスの割れるような音が聞こえました。
事務所の中に入ると、ヨロヨロのブラウンが出てきて「おやつの卵プリンが盗まれてしまいました」と言いました。
ブラウンは音に気がついてスグに駆け付けたけど既に窓から逃げてしまったようでした。
おしり探偵はブラウンに尋ねました。「探偵にとって大切な能力はなんでしたっけ?」
ブラウンは答えます。「推理力です」
おしり探偵は、「そうです。少ない手がかりからでも推理することで事件が解決できるのです。そのための3カ条 覚えて・調べて・理解する です」
まずは、覚えて です。部屋の中で卵プリン以外にもう1つ無くなっている物があります。
右と左で違う絵を探す問題があり、答は”紅茶カップ”です。
次は、調べて です。部屋の中にガラスの破片が落ちていませんね。
窓の外を調べてみると、ガラスの破片がちらばっており、ガラスには紅茶カップの模様が書かれていました。
「なぜ、盗まれたはずの紅茶カップの破片があるのでしょうか?」おしり探偵がブラウンに尋ねました。
最後は、理解する です。「犯人は窓ガラスを割って窓の鍵を開け、おやつのプリンを盗んでいったでしたね。」「フム、しかし ここで理解できないことがあるのです」とおしり探偵が続けます。
窓ガラスを外から割ると中に破片が落ちてなければいけない
紅茶カップは盗まれたのではなく、割れたため無くなったのです。
ブラウンはナゼかブルブルと震えています。
おしり探偵は続けます。「犯人は窓ガラスを割って外から入ってきておらず、紅茶カップも盗んでいません」ブラウンが答えますが、おしり探偵はすぐに否定します。
犯人がずっとこの部屋にいたことも見抜いています。
おしり探偵はブラウンの方に手をかけ「犯人は・・・」
ブラウンが謝ります「ごめんなさい!犯人は僕です」
おしり探偵は見抜いていました。
ブラウンはおしり探偵の椅子で遊んでいて、紅茶カップを蹴飛ばしてしまい窓ガラスと紅茶カップを割ってしまったそうです。
ちょうどそこに、おしり探偵さんが返ってきたので慌てて、紅茶カップとたまごプリンを隠してしまいました。
おしり探偵は、事務所に帰ってくるときに割れる音が2回聞こえたので、窓ガラス以外にも割れている物があるはずと推理していました。
そして、最後の問題です。
事務所の中にあるたまごプリン、ブラウンはどこに隠したかですが、5分ぐらい探しましたが分かりませんでした。
答えは、電気スタンドの中ですね。
おしり探偵は電球を購入するためにあらかじめ外しておいたのにもかかわらず、電気スタンドにはランプのようなものがあります。そして机にはノリがあります。
おしり探偵は怒らず、ブラウンに紅茶カップを修理させて、事件は無事解決しましたが、壊れた紅茶カップはスグに紅茶が漏れてしまっています。
おしり探偵「おやつ泥棒は誰だ!?」の感想
おしりたんてい 間違い探しになります、右と左違うところが10か所あります。
答えは、感想の最後に載せています
(スキャン画像を合せた為、色合いが変わってしまい申し訳ございません。)
読むと、ブラウンがスグに怪しいと気が付きます。もう少しどっしりとしていればよいのに、おしり探偵が行動するたびにオドオドしていきます。
これなら推理力ではなく観察力でブラウンが犯人だとわかってしまいますね。
でも、おしり探偵はその上を行く推理力で事務所に入る前に”割れた音が2回”したことによりある程度の事は推理していたのはびっくりですね。
たまごプリンの隠し場所がわからなかったのは悔しかったです。
ブラウンは早く誤れば良いですが、おしり探偵が紅茶カップを修理させたのはびっくりです。普通に考えれば割れた紅茶カップの修理するのは無理ですよね。
間違い10個見つけられましたか?
見つけられた個数により、おしり探偵度がわります。
みみちゃんの感想

ブラウンがもう少しオドオドしなければ、犯人が誰だか分らなかったかも知れませんね。物語の最初から仕込みがあるのはおしり探偵の本らしいですね。

おしり探偵の事を詳しく調べてみました。ガチャガチャやグッズ情報など出来る限り調べています。
他にも情報がありましたが更新していきます。
おしり探偵はおもしろいですからね。
おしりたんてい 紫貴婦人の暗号事件の感想とあらすじ
おしり探偵の推理力を感じさせる作品ですね。
ちょっとしたことを覚えていますし、あんな早めに真相を気が付いていたとは!
ここから、たくさんの作品が生まれていく記念すべきシリーズ1になります。