ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

ちょっと気になったドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~を購入しました。

コミックスは普段電子書籍派なのですが、電子書籍がなかったので本屋さんに行き1冊だけあったので購入しました。

amazonで購入しようと思ったのですが、売り切れで入荷まで2週間から4週間とかなり時間がかかります。それだけ出版社の売上予測よりも売れたということでしょうね。

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

この本を手に取るとわかるのですが、普通のコミックスよりも薄いです。

ドラえもん物語が 130ページ
ワンピース86巻が 224ページ

そして値段が

ドラえもん物語が 650円
ワンピース86巻が 432円

値段とページ数が気になりますね。


ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

購入しようと思ったきっかけが、たまたま見つけた本の紹介からですね。

「大人が泣いた! 藤子F先生の真実の物語! 」

どうやら月刊コロコロコミック創刊40周年記念作品として前後編があったみたいなのですが、普段コロコロなんて読みませんし、最後に読んだのは25年以上前だと思いますね。なので、今回のドラえもん物語の存在を知れたのは本当にラッキーでした。

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

この本は、”藤子・F・不二雄先生の最後の弟子、むぎわらしんたろう先生にしか描けない藤子F先生の知られざる素顔”ということで、ドラえもんは知っていますし、藤子・F・不二もなんとなく知っていますが、藤子・A・不二との違いも良く分かりませんが、パーマン・おばけのQ太郎・エスパーまみ・21エモン・キテレツ大百科など子供のころに見ていました。

藤子・F・不二雄が書いた作品を見たことがあるぐらいで、それ以上の事はあまりしりません。

ただ、弟子(アシスタント)の人が書いたということで興味がわいてきました。

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

上の写真は本のカバーを取ったモノになります。

カラーではないのでちょっと分かりにくいですが、机の上に置かれている原稿はおそらくドラえもんとのび太が出会った最初の場面だと思いますね。

それにして、ドラえもん太っています。
ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

こちらが、カバーを取った本の裏側ですね。

この写真を紹介したいた為に、帯有り・帯無し・カバー無しの裏表の画像を紹介していました。

椅子にすわってるのび太くん。

こういう遊び心が良いですね。


前振りが長くなってしまいましたが、これから感想を書いていきます。
感想の中でどうしてもネタばれなどがありますので、ネタばれが気になる方はココまで、終わりにしてください。

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ドラえもん物語 感想

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

物語は、漫画家むぎわらしんたろうが小学生のころから始まります。

ドラえもんが大好きで押入れで寝たり・机の中に入ったり・ドラえもんの絵を真似て描いていた小学生が、中学生になり藤子不二雄賞の存在をしり4年間落選し続けましたが、19歳の時に佳作に入賞しました。

その縁もあり、藤子・F・不二雄が新設した事務所「藤子プロ」へアシスタントとして入社になりました。

(新事務所「藤子プロ」が設立した理由が、藤子・A・不二雄とコンビを解消したため設立。なぜコンビ解消したのかは全く触れていませんでした。コンビ解消後だったので仕方がないと言えばしかたがないですが・・・)


アシスタントとなったことにより、藤子プロの間取りや藤子・F・不二雄の部屋の様子・机の上など裏話から、11時に出社17時に帰宅と漫画家は睡眠を削って描いていると思っていたので以外でした。

多分、事務所ではなく家でも描いていたと思いますが。


ちなみに、本の最初に鞄や湯飲みなど小物含め出来る限り正確に描き、漫画に描かれている文字もそのまま形にしているということで、藤子・F・不二雄がクラシックや落語を聞きながら原稿を描いていたことや、漫画を描くときの癖などが紹介されています。

そして、むぎわらしんたろうが書いた漫画に対するアドバイスなどかなり事細かく書かれており何故ダメなのか、理由を添えて書かれており、どういう風にしたほうが良いなど、批判だけで終わっていないところが良いですね。

ドラえもんの裏話

ママの旧姓が初めて出てくる話で、その旧姓を決める方法は、辞書を適当にめくって片と岡が出たから、ママの旧姓は片岡と決まりました。

のび太家の電話が黒電話からコードレスに変わったときは、藤子・F・不二雄の家が電話を変えたからなど、コミックスでの変化は藤子・F・不二雄の変化だという裏話

ベトナムでのドラえもん

世界でも人気のドラえもん
藤子・F・不二雄と一緒にベトナムに行った話が載っており、ドラえもん基金の話や子供たちのドラえもんへの質問にもきちんと答えています。

ちなみに、むぎわらしんたろうが のび太に似ていたということでサインまで欲しがったそうです。

のび太のねじ巻きシティー冒険記の裏側

大長編のドラえもん「のび太のねじ巻きシティー冒険記」が始まったときに一つの異変がありました。

今まではどんなに忙しくてもキャラクターにはペン入れがされていましたが、今回の原稿には下書きのままでした。

今までとは大きく違うプレッシャーになり何度も修正し描き直し、描けませんと弱音を吐く事も・・・

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

1通の封筒が届き、そこには原稿の修正と手紙

手紙には感謝と理想像そして「藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってからグッと質が上がった」と言われたら嬉しいですが!と締めくくられていました。


今まで、原稿を見せても即OKだったのに・・・




この場面の受け取り方が様々あると思いますが、作品に一切妥協したなかった藤子・F・不二雄

背景などは、アシスタントに書いてもらっていて特に修正などがなかったのに、今回は修正と「藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってからグッと質が上がった」という言葉。

なぜ、いつも即OKだったのか藤子・F・不二雄 本人しかわからないけど、いろいろ考えてしまいますね。

最後の言葉

2回目の原稿が届き、1回目のアドバイスと理想を元にペン入れした原稿を藤子・F・不二雄にチェックしてもらった時に「これだけ描けるのなら、もっといろいろまかせればよかった」が最後の言葉となってしまいました。

1996年6月23日 病院で亡くなりました。

のび太のねじ巻きシティー冒険記も2回で終了かと思われたが、娘さんから電話で自宅の机の上に3回目の原稿の下絵が見つかりました。

意識が無くなる直前まで原稿を描き上げ、これから使おうとしていたアイディアもありました。

藤子・F・不二雄がいないわけですので、様々な人に協力を貰い無事に「のび太のねじ巻きシティー冒険記」が完成しました。

Gallery & Memory

巻末には、貴重資料の写真収録・のび太のねじ巻きシティー冒険記の直筆下絵・背景人物ひみつ道具の参考資料など

ドラえもん ポストカード

藤子F先生直筆原稿 下絵を完全再現の特製ポストカード

特典のシール

こちらは、本屋さんで貰えたシール

特典のシール

感想

ドラえもんの裏話ということで、ドラえもんの秘密道具を考えるに当たり苦労したことなどのエピソード系かと思っていましたが、藤子・F・不二雄が苦労した話は無く、藤子・F・不二雄の優しさが伝わる話でした。

個人的に泣ける話というよりは、藤子・F・不二雄の人柄がわかる作品だと感じました。だからこそ、最後の手紙が気になりますね。

のび太のねじ巻きシティー冒険記を見たことがなかったので今度DVD借りに行こうと思います。

みみちゃんの感想

みみちゃん

早く22世紀になってドラえもんを完成させてほしいですね。

定価 本体602円+税
発売日 2017/8/28
判型/頁 B6判/130頁

小学一年生【学習雑誌】小学一年生2017年10月号ふろく紹介!ドラえもんの暗記パンメーカー
ドラえもんの秘密道具ではる暗記パンが作れちゃう付録が付いています。
どれぐらい押せば良いのかわからず、何回か失敗しながらようやく暗記パンが完成しました。