小学生からはじめるわくわくプログラミングという本をアマゾンで購入してみました。
というもの、以前こどもチャレンジのすてっぷ スライダーゴーゴーというエデュトイが届いたときに、小学校でのプログラミングに関する考えを書いてしまいました。
【知育教材】こどもちゃれんじ すてっぷ スライダーゴーゴー
そして、この本をたまたまアマゾンで見つけて。小学生で本当に出来るの?という疑問があり、購入することにしました。
本の中をみてビックリしました。
プログラミングのイメージ
プログラミングと聞いて私は、上記のようなイメージで、小学生に英語もならっていないのに、プログラミングは早いのでは?と勝手に思い込んでいました。
でも、小学生からはじめるわくわくプログラミングの本では、まったく違うプログラミンで英語がわからなくても出来るような世界でした。
いくつかの題材があり、一番最初に紹介されていたストーリーを作るというのに初挑戦!
スクラッチ1.4をダウンロード
スクラッチには1.4と2.0がありますが、今回は本に載っていた1.4で進めることにしました。
スクラッチ1.4と日本語版のダウンロード方法も書かれていました。
この画面を見て思ったのが、一体どういう風にしてよいかわからない・・・
疑問に思いながら、本に書かれていることをしていくことにしました。
ストーリーを作るということで、猫がしゃべる言葉を入力していきます。
まずは、登場人物を入力するために、【変数】→【リストを作る】→【誰が】を入力します。
そうしますと、右上に 誰がというリストができました。
今度は、そのリスト内に、勇者・村人・魔王と追加しました。
入力が終わりましたら、左側の【誰がの1番目】→【誰がのどれか番目】に変更して、真ん中のスクリプトエリアに移動させます。
スクリプトエリアに移動させてから、クリックすると入力した文字が表示されました。
次に、入力した言葉を猫にしゃべらせたいので、【見た目】カテゴリー → 【こんにちは!と言う】をスクリプトエリアに移動させます。
先ほどの【誰がのどれか番目】を【こんにちは!と言う】に重ねます。
そうしますと、猫が勇者としゃべってくれました。
次のリストを作る
次のリストを作るために、先ほどと同じ【変数】→【リストを作る】→【何をした】を入力します。
何をしたリスト内に、戦った・結婚した・友情をちかった を入力しました。
2つの単語をつなげる
誰が・何をしたリストができましたので、次はこの単語をつなげてみます。
【演算】→【ハローとワールド】をスクリプトエリアに移動させます。
ハローの所に【誰がのどれか番目】
ワールドの所に【何をしたのどれか番目】を重ねます。
さらに、【こんにちは!と言う】に重ねます。
そうすると、上記のような、村人結婚したというセリフになりました。
ただ、これだと意味がわからないですよね。
これは、【ハローとワールド】を2つ重ねて問題を解決します。
ハローの所に【誰がのどれか番目】
ワールドの所に【と】入力します。
もう一つ【ハローとワールド】を用意して、
ハローの所に【【誰がのどれか番目】と【と】】
ワールドの所に、【何をしたのどれか番目】を重ねます
これで、村人と戦ったという文章になりました。
スクラッチの感想
今まで習ったことを応用するといきなり、難易度が上がりました。【新しい変数を作る】という今までやっていないモノも入れて、完成しました。
かなり難易度が上がった気がしますが、リストを複数作って【ハローとワールド】でつなげています。
そして、今まで作ったリストを変数にまとめていくと完成になります。
完成したのがコチラ
・クリスマスのことじゃった村人が勇者と学校でゆっくりと結婚したそうじゃ
・平安時代のことじゃった恐竜が村人と埼玉でなめらかに戦ったそうじゃ
というへんてこな文章がランダムに表示されるようになりました。
これで、ストーリーのプログラミングは完成ですね。
初めてのプログラミング
本の通りにやってみたら、本の通りに出来たというレベルですが、これが出来ると、ゲームでの村人の会話やじゃんけんなどのランダム要素などをプログラミングすることができるようになります。
自分で、リストを作って単語を入れたら変な文章で猫が返してくれます。
プログラミングの入口としては、良いのではないでしょうか?
みみちゃんの感想

今までのプログラミングのイメージが変わりました。これなら英語は要りませんね。
そして、【ハローとワールド】を2つ使って文章をつなげるなどの考え方はプログラミング以外にも活用できる考え方になっています。
しかし、今の小学生は覚えなければいけないことが多すぎますね。